演劇ワークショップというのをご存知でしょうか。
ワークショップというのは、基本的にはどこか指定された場所へいき、講師の話を聞いたり指示された行動を起こすことで何かを学んだり身につけたりすることですが、演劇ワークショップではその手法を演劇に頼るのです。
主催する講師の考え方、演技の訓練法、実践法を紹介し、参加者はそれを通して自分で気付き、色々なことを深めていく、短期または中期の演技レッスンになります。
演劇ワークショップには、オーディションを兼ねたもの、プロを目指す人を育成するためのもの、演劇はさほど興味はない、もしくは素人であるけれど、演技を通してコミュニケーション能力を鍛えたいなどの目的がある人のためのもの、と様々なものがありますから、選ぶときには告知文をよく読んで自分の目的とゴールを見比べて、必要だと思うところに参加するのが良いです。
出典:http://engekiws.com/program/honki/
近いからとか参加日が安いから、という理由でワークショップの内容を見ていないと、実際にその現場で目的が違って浮いてしまい、時間もお金も無駄にすることがありますからワークショップの内容はしっかりと確認をしましょう。
演劇ワークショップで更に成果を出すために、行うと良いおすすめの心構えを紹介しましょう。
まずは友達、仲間を作ろうという意識をもっていくことです。
ただ来てレッスンだけを受けて帰る人もいますし、友達を作る目的できていないという方もいるでしょう。
それは勿論問題ないのですが、普段は出会わない職業、会う機会がない年齢、今まで出会ったことがいないタイプの人に出会える可能性は高いのです。
演劇を通して出会い、レッスンのあとに会ってお互いの演技について相談をしたり他のワークショップについてや講師の方についての情報交換なども出来るのです。
ワークショップに参加したら、ぜひ近くの人に挨拶をして宜しくお願いします、といってみましょう。
仲間が出来ることでその演劇のワークショップの内容を、更によく吸収出来るようになります。
そして、今までの自分を一旦捨てるという意識も大切です。
自分のこれまでの考え方ややり方に固執するあまり講師の話やカリキュラムに素直に取り組もうとしない人がいます。
今までの自分の考えややり方に固執しているうちは、自分の殻を破ることは出来ません。
とりあえず自分の価値観や考え方は横に置いておいて、言われたことをしてみましょう。
試してみて自分に効果があるのかを観察しましょう。
そのために、100%の力で取り組むことが大切です。
最終更新日 2025年6月10日 by kairak