長田氏の解説!認可保育園などのメリットやデメリットを知ろう

子供が小さいことで子育てにかなり時間をとられてしまい、時間的にゆとりがもてず悩んでいる方もいるでしょう。

子育ては大切であり、とくにお子さんが小さい場合には、しっかりと育てたいという気持ちも芽生えます。

ですが、現実問題として近年では、夫婦共働きの家庭も増えています。

動物好きの長田雄次氏の悩み

そのため、どちらか一方が育児のために休みをもらうか、一時的に退職をして子供が成長しそれほど手がかからない状態になってから、再び仕事をみつけることで対処する方もいるでしょう。

一昔前と比べ生活スタイルなどもかなり変化していきている点や親も高齢になり共に暮らしている場合には親の協力を得られることもありますが、遠く離れて暮らしている場合には親を頼るということも難しいケースも増えています。

さまざまな生活状況の中で、その家族にあった生活スタイルをみつけ、子育てなどもきちんとできる生活環境を整えていくことが重要だと長田雄次さんは説きます。(参考:長田雄次の動物ブログ

共働きの家庭などでどうしても仕事を休む、辞めるわけにいかないという場合には、保育園に預けるという選択肢もあるでしょう。

認可保育園や無認可保育園などの違いを把握して保育園を選びましょう

生活上、さまざまな工夫をして少しでも子供のための時間を作るということも必要ですが、仕事などでうまく時間調整ができない、夫婦で相談し、お互い協力して育児をしつつ仕事もきちんとこなすことが理想的ですが、どの家庭でもそのような生活をするのは難しいというのが事実です。

この点から、保育園に預けるということで、問題を解決していきましょう。

預ける場合には、認可保育園や無認可保育園などの違いを把握してからどちらかいいか判断して決めることが大切です。

認可の園の特徴としては、国の定めた基準をクリアし各都道県府知事の認可を受けている点です。

国が定めた基準は、施設の広さに関することや防災や衛生管理などについての基準や給食などの設備系に関すること、子供の世話をする保育士などの人数などさまざまな基準を設けています。

この基準をきちんとクリアしている園を認可保育園といいます。

また、逆に国の定めた基準をクリアしていない無認可の園もあるため注意が必要です。

ただし、必ずしも無認可だからといって認可されている園よりも劣っているということにはなりません。さまざまな保育に関してのニーズに対応している園も多いのが無認可の園の特徴の一つです。

認可保育園のメリット

認可保育園のメリットは、国の定めた基準を満たしていることへの安心感です。

きちんとした基準を満たしているということは、それなりに運営などもしっかりとした環境が整っていることでもあります。

そのため、トラブルなど起こりにくく、保育士に関しても資格取得の義務があり質的な面においても保たれる傾向があります。

また、設備なども火災や衛生面においても一定の基準を満たしている点やそこで働く保育士の数なども施設の広さに対して適正な人数が保たれていることにもつながります。

人手不足などにより無理な運営をしている状況とは違うため、この点においても安心できる点はメリットといえるでしょう。

もう一つのメリットとしては、資金の補助があるため預ける側としても保育料が少なくて済み金銭的な負担が軽減される点です。

認可保育園のデメリット

デメリットは、深夜保育に対応した施設が少ない点です。

夜関係の仕事をしている家庭では、夜に子供を預けたいのに、そのような施設が少ないため、保育園探しに苦労してしまうケースもあります。

また、受け入れ人数などの制限がある点から、定員となると預けることができません。

待機児童問題などメディアに取り上げられることもありますが、次の募集待ちか別の託児サービス利用を検討するという方法で対処することも必要です。

無認可保育園のメリットは、延長保育、夜間保育など対応できる園も多い点から、仕事が忙しく残業が多い家庭や夜間に仕事をしている家庭などの場合には都合がいいという点です。

デメリットは、料金が高い点です。

認可保育園の場合には、世帯収入などによって金額が算出されますが、無認可の場合には一定の金額という点から、比較的収入が低い家庭の場合にはデメリットとなります。

ただし、世帯収入が多い家庭の場合には、必ずしもデメリットとはならず逆に認可の園に預けるよりも料金が安く済む可能性もあります。

まとめ

このように、認可、無認可の保育園のメリットやデメリットがありますが、どちらも生活状況、収入などによってどちらのほうがより適しているかという点を夫婦で相談し決めることが大切です。

仕事によっては認可の園よりも無認可の園に子供を預けるほうが、時間的な面からも延長、夜間保育を利用できるほうが都合がいいケースもあります。

ただし、認可を受けている保育園なら親が仕事をしている間は完全にその園で働く保育士などに子供を任せることになるため、安心感、信頼できる園を選択したいという場合には国の定めた基準を満たしている園に預けるというのも、一つの選択肢といえるでしょう。

最終更新日 2025年6月10日 by kairak